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ソフトバンク通話無料の衝撃

「ソフトバンクのユーザ同士の通話は無料にする」――いくつかの条件付きではありますが、このソフトバンク戦略は、同業他社であるNTTドコモやau、とくにドコモには絶対に真似ができないのです。なぜなら、シェアの大きいドコモがそれをやったら、一番重要な収入源の電話料金が激減し、電話事業が成り立たなくなってしまうからです。

シェアが過半数を占めているということは、ケータイで誰かに電話する場合、相手がドコモである可能性が高いということなのです。

ケータイでメールやイターネット、音楽のダウンロードなどをやらない人はいても通話をしない人はいない。ケータイは機能がどんなに進化しても電話であることには変わりはないので、ケータイを通話専用で使う場合、現在、どこの会社とケータイの契約を結んでいる人でも、ソフトバンクケータイ宛の通話が無料になるソフトバンクのサービスを利用するのが一番トクになります。

なぜなら、今までの通話のうち、ソフトバンクケータイ宛にかけていた分が無料になるからです。当たり前の話ですが、今までソフトバンクにかけていた分は有料だったからです。したがって、MNP開始寸前の孫社長の通話0円発表は、ドコモやauにとって衝撃的だったのです。

メールアドレスの変更が問題なければ、ソフトバンクのケータイに変更した場合の料金をシュミレーションしてみるとよいかもしれません。よく通話をする相手が同じソフトバンクのケータイであればかなりお得になるはずです。

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