研究会について・・・dappe.comとは

JA水郷つくば(旧JA土浦)パソコン研究会において、研究会活動をアピールするためにオリジナルドメイン名で、ホームページを開設いたしました。
ドメイン名については、いろいろと検討してまいりましたが、茨城らしく簡単で短い名前を最優先
と考え、dappe.comとしました。
だっぺとは、茨城弁で”そうだっぺ””**だっぺ”と使われるところからとったものです。
Domestic Agriculturists Planning Individual Network by Personal Endeavor
facebook JA水郷つくばパソコン研究会
・Instagram #JA水郷つくばパソコン研究会
ユーザの方は、それぞれ検索もお願いします。

研究会の沿革

◆土浦パソコン利用研究会の発足    会長 小林 芳行
平成元年8月に、茨城県土浦地区農業改良普及所管内(土浦市、新治村、出島村)で農業にパソコンを使っているか、これからまもなく導入するという気持ちがあるという13人が集まり、「土浦パソコン利用研究会」を結成した。
 事務局は農業改良普及所で、初代会長には茅場真一君が選出された。担当の普及員は、大塚毅さん、大朏徹さんそして川田さんであった。
 最初は、普及所にあるパソコンや普及員の人が個人的に置いてあるというようなパソコンを借りて学習会を始めた。時には会員のパソコンを持ちよることもあった。内容は、MS-DOSや農業簿記、農作業日誌であった。
 学習につかうハードも足りない状況のさなか、普及所の大朏さんが茨城大学農学部出身と言うことで、そのころ資源情報計画講座の谷口晋教授に話していただいて、夜茨大農学部の教室を使わせて頂くこととなった。教室には、日立のパソコンの間にNECの9801VXが約10台置かれてあった。そしてわれわれは、足繁く茨大農学部に通うようになったのであった。思い起こしてみると、最初は何曜日であったかは定かでないが、少し立って毎週水曜日と言うことになった。
 学習の方法は、最初は普及員の人がMS-DOSやワープロ、表計算などを講師になって教えてくれたが、だんだんとパソコン研究会員の中から講師になって運営していく方向に変わりつつあった。
 初代会長    茅場 真一 (出島村)
 2代目    小林 芳行 (土浦市)
 3代目    狩野 和司 (出島村)
 4代目    米山  繁  (出島村)

◆学習する場所の常時設置を目指して
毎週、茨城大学へ通うなかなんとかわれわれが常時使える場所をどこかに作れないだろうか、ということが課題となっていった。このころ茨大農学部でのパソコン公開講座の話を聞き、JAの池田正(現組合長)は農協の花担当でパソコンを使い始めていたので、池田さんも私も通いました。そこで関城町農協の職員や組合員さんと知り合いになりました。関城町では我々より早くパソコン教室を開設したので、開所式にはお祝いに行ったりたびたび足を運ばせてもらいいろいろ参考にさせていただきました。この時の関城農協の職員であった田上隆一さんと知り合いになりその後の農業情報利用研究会発足へとつながっていきました。
 そんな中、行政が1市2村にわたると関係機関からの助成もままならぬような話を聞いたので、土浦市だけで研究会を作ればパソコンを習う場所ができそうだ、ということになり、平成2年9月に土浦市農協内に「JA土浦パソコン研究会」を発足させた。

◆JA土浦パソコン研究会の発足
「JA土浦パソコン研究会」は、JAや土浦市に是非とも農業者が集まってパソコンの学習ができる場所を作ってくれるように働きかけを行った。
その結果、平成4年1月28日「パソコンプラザJA」として、JA土浦本所内に誕生した。JA組合長は高崎源之助さん、土浦市の皆川産業部長さんには大変お骨折りをいただいた。JA担当者は結城課長と池田正さんであった。ハードウェアはNECのPC-9801DXであった。パソコン11台、37型大画面モニター、プリンタ5台、レーザープリンタ1台などであった。発足時は会員は35名程度であったが、「パソコンプラザJA」完成後は、50数名となった。最多時には96名を数えた。JA土浦市の担当者は相談課の池野辺勉さんであった。(課長は総務部長久保田さん)活動は、プラザの利用を高めるために、研究会の定例会が週1回、ほかに週2,3回の会員外も対象とした「講座」を行った。内容は、「農業簿記」(弥生会計)、「ワープロ講座」、「表計算講座」、「データベースCARD3」「MS-DOSとハードディスク講座」等を行った。講師は、パソコン関係の仕事をしている人に依頼した。簿記講座においては、会長の小林芳行、表計算は出島村の米山繁さん、データベースはやはり出島村の狩野和司さん等も講師として登場した。同時にパソコンプラザの鍵の開閉は、JA土浦パソコン研究会役員が交代で当番で行った。その結果、周辺は阿見町、千代田村、石岡市、牛久市等からの受講生もあり好評を博した。
 パソコン利用研究会は、JA土浦パソコン教室が開設されてから解散となった。
◆土浦農協の合併
平成6年2月にJAが新治村と出島村のJAと合併した以後は、パソコンプラザの鍵の開閉が厳しくなり講座が続けられなくなり、しばらく休止という状況になってしまった。それで、定例会の毎週水曜日にはJAでカギを開けてもらえるということになった。JAの担当者は関和夫さんであった。関さんはアマチュア無線の趣味もあり、電気大好き人間だったので自らもPC9821を購入し活動した。最初はwin3.1であったものをwin95にバージョンアップし相当苦労もして使い込んできた。また、その後は、配置換えとなり広報課の飯塚課長が我々の担当となっている。同じ曜日に「面打ちクラブ」が本店の会議室で活動しているが、当研究会も鍵の開閉を担当している。
その後のパソコン関係の急速な進歩により、最初の導入機種ではWINDOWS95は動かず、学習にも支障を来す状態だったので会では、平成8年486DX2-66MHzの機種2台(pc-9821)、PENTIUM90MHz(同)を1台、平成9年初めには、PENTIUM120MHz(同)、133MHz(DOS/V)をそれぞれ1台導入した。会費は、当然ハード面に費やされ、運営を圧迫された。平成9年夏には、DOS/V機の組立をしてみようと言うことになりDOS/Vのキットを1台購入し、定例会に組立を行い、WINDOWS95をインストールした。CPUはcyrixpr166であったが、体感的にはPEN133MHzより相当早く感じられる。
◆OS・ハードも入れ替え
平成9年度には、埼玉県狭山市のJAいるま野の視察、県内では旭村の総合情報システムの視察とを行い、当JAでのこれからの形をどう持っていくかということを考えている。JAでは、専務、総務部長、担当課長などが同行してくれて模索しているところである。
普段の学習での課題は、いつも役員が新会員に教えているが、後から後から入会希望者がいるので、指導者が不足すると言うことである。われわれも10年来パソコンと取り組んできているが、定例会は会員相互に教え合うということで、それ以外の時間はJA職員などが組合員向けに講座を開いて教えていくという姿勢が必要であろう。農業者だけでは、昼間の時間や週に何回もという場合は不可能である。
ハードウェアについては、毎年の会費を当ててWINDOWS機に買い替えを進めて、3年くらいの間に全部の入れ替えを行った。ソフトウェアの講習は、役員が講師となって行うことはだんだん少なくなり、会員が家でやってみてわからないことを、質問してもらうという形が多くなってきた。毎週の定例会以外に、年に1回は、8月末ころバーベキュー大会を行うことが恒例となっている。
平成12年まで、私小林が会長を務め、12年新年度総会より新治村上坂田の佐藤恭一さんが会長を務めてくれることとなり、バトンタッチした。
それにしても、JA土浦全体でもパソコン研究会は、毎週欠かさず定例会を行い、部会としては1番活発に活動しているひとつであると思う。JA土浦としても、農業者に教室を自由に使わせてくれて、会員一同本当にありがたいことだと思っている。JAの担当山口さんから現在では営農企画課の清水さんとなっている。
佐藤さんには2期4年間努めていただき、次に宮崎博さんが2期4年間会長を務めた。
その後再度小林芳行が務めて現在に至っている。
会員については、農業者に限らず門戸を開いているので、宣伝は行っていないがJA組合員以外でもOKである。これからは、インターネットでも活動状況を報告し、賛同される方はJAに来ていただくよう、情報発信をまめに行っていきたい。
JA土浦パソコン研究会 歴代会長
 初代     小林 芳行(H2~11)
 2代目    佐藤 恭一(H12~15) 
 3代目    宮崎 博 (H16~19) 
 4代目    小林 芳行 (H20~ 
◆最近の活動
定例会において、基本をマスターしてもらうために、短時間でワンポイントレッスンのような形で行い、週によってはデジカメ講座、農業簿記講座、カービング講座なども開設している。
平成31(2019年)年2月1日には広域合併によりJA土浦からJA水郷つくばとなった。
折しも新型コロナウィルスの感染拡大が始まり、定例会は年度半ばよりSNSを利用したWEB開催とした。役員は毎月末集まりPCフォーラム発行を行った。2022年後半よりはコロナ感染の状況を見ながら隔週開催とした。WEB定例会を行っている間はYouTubeなどのパソコン講座を利用して 定例会のホームページに課題を掲載することとした。質問はメールやLINEで受け付けて解決していくのがパソコン研究会の真骨頂であるという思いで行っている。
2023年になり、コロナが5月より感染症五類に変更されるのを機に定例会の開催を見直して行く方針で行っている。 PCフォーラムと称して機関紙を発行し、すでに300号を超えている。